講演会「ヒトにはなぜ思春期があるのか?」~ ヒトの生活史パターンと文化 ~

開 場 13:00(講演14:00~ およそ1時間 質疑応答30分) 
会  場   逗子開成中学校・高等学校 徳間記念ホール     神奈川県逗子市新宿2-5-1
入 場  入場無料、当日受付、先着順
主   催    教育自然学研究会 http://www.kyoikushizen.com/
問い合わせ  教育自然学研究会事務局 office@kyoikushizen.com
 
講  師   長谷川眞理子はせがわまりこ)総合研究大学院大学先導科学研究科教授
   専攻分野「行動生態学、進化生物学」
  東京大学大学院理学系研究科人類学専攻博士課程修了(理学博士)
  タンザニア野生動物局に勤務、東京大学理学部人類学教室助手、
  ケンブリッジ大学研究員、専修大学教授、Yale大学人類学部客員準教授、
  早稲田大学政治経済学部教授を経て、現在、総合研究大学院大学教授
  日本進化学会会長(平成20年~21年)                                    
  野生のチンパンジー、イギリスのダマジカ、
  野生ヒツジ、スリランカのクジャクなどの研究を行ってきた。
  最近は人間の進化と適応の研究を行なっている。
 
・・意外なことに、「赤ちゃん」の研究と「子ども」の研究、そして「おとな」を対象とした研究は
たくさんあるが、「思春期」の研究は非常に少ない。しかし、思春期は、ヒトに固有であり、ヒトが
高度な社会を形成して、複雑な文化を築いていくための能力を養う、非常に重要な生活史段階なのだ。・・・